2018年4月19日木曜日

下手なの?訛りなの?

みなさん こんにちは
インタープリター(自然解説員)のとむさんです。

山のふるさと村は新緑が美しい季節になってきました。




















春を迎え、初夏のころまでは野鳥たちの婚活のシーズンです。
さまざまな鳥たちが美しい声でさえずり、恋人を探しています。

よく知られているさえずりといえば、
ウグイスの「ホーホケキョ」が挙げられると思います。
山のふるさと村では、都心に少し遅れて先週くらいから鳴き始めました。

春の始めごろのウグイスは
まだ、さえずりの練習中なので、
必ずしも「ホーホケキョ」とスッキリ鳴けません。
聞いているともやもやします。若干もやもやします。

『練習・・・がんばりなよ・・・』

と心の中で応援せざるえません。

そんな応援の気持ちで記録にしました。
ごらんください。
「山のふるさと村 ウグイスのさえずり記録(作成:とむ)」です。



高い音は上に、低い音は下に、ビブラートは波線で記入。



今のところ、素直に「ホーホケキョ」と鳴くウグイスはいません。
日々練習を積み重ね、良いさえずりを習得してもらいたいです。

でも、実は奥多摩のウグイスはいくら練習しても、
最後までさえずりが「ホーホケキョ」にならないウグイスもいます。

音痴なのか、訛りがあるのか・・・
まあ、地域によって鳴き方が違うことはあるらしいので、
訛っているという事にしておきます。

さて、私はもう少し記録をとりつつ、
彼らの成長をうかがっていきたいと思います。

皆さんの家の周りのウグイスさんたちの様子はいかがですか?
お時間ありましたら、気にかけてみてください。

(インタープリター/とむさん)