2017年3月23日木曜日

しんみりオヤコ。

今朝、奥多摩湖畔を散歩していた時、
何気なく湖畔を見下ろすと、
そこにはなんと、ニホンカモシカの親子が。
















え?どこかわからない?
よく見て!ここですよ!
















ほら!

















2頭のカモシカが見えますか?
この後、仲よく歩き去って行きました。


さて、このニホンカモシカですが、
普段は単独(1頭)で生活していることが
ほとんどです。

ただ、5~6月ごろに子どもを1頭産むと、
子どもとお母さんが一緒に生活する「子育て期間」
だいたい1年ほどあるそうです。
その期間だけは親子が一緒にいる様子が見られます。

しかし、今はもう3月下旬。
あと2~3か月で親離れの時期です。

きっとこの1年で、
お母さんから森を生き抜く方法を学び、
体も大きく成長したのでしょう。

もう季節は春。
暖かく過ごしやすくなってきましたが、
親子でいられるのもあとわずか。
ちょっとしんみりした気持ちになってしまいました。

別れた後も元気に過ごしてくれると良いですね。

(インタープリター:とむさん)