2016年3月17日木曜日

鳥を見るなら…

最近、ビジターセンターでは
野鳥についてのお問合せをよくいただきます。

そこで、野鳥大好きインタープリターに、
鳥と親しむポイントを聞いてみました。

★野鳥を近くで見てみたいアナタ
・園内なら、晴れた日の午後3時頃、湖畔広場に降りる階段下へ。
・何もせず、ボーッと静かに立ちます。そう、まるでそこに昔から生える大木のように。
・藪や木々から、小鳥たちの姿が!そうっと双眼鏡を構えましょう。肉眼でも見られます!

★鳥たちの声を楽しみたいアナタ
・お日様が当たる、温かい場所へ。
・どこかに座って、静かに過ごしてみましょう。
・さあ、目を閉じて耳をすませば…ツツピーツツピー、ニーニーニー、ギッ…♪

★観察よりも、とにかくカメラに収めたいアナタ
・大きく撮りたい!のならば、野鳥を追わない!
 (彼らには、いわゆる人間でいう”パーソナルスペース”があります。追うとその分逃げます。)
・コツは「静かに」「待つ」。そう、まるでそこに昔から生える大木のように。(2回目)
 ※木化けという技があるくらいですよ。
・自力で野鳥を見つけて撮影するなら、双眼鏡は必須アイテム。
・カメラのレンズは、鳥によっては大きい目玉に見えて驚くそうです。向ける際はご注意を。

これから春が進むにつれ、
野鳥たちは恋の季節(繁殖期)を迎えます。

彼らの恋路を邪魔しちゃうと
次からは出会えなくなってしまうかも…。
「見たい!!!」「撮りたい!!!」という欲望を
ぐっっっと、すこーし抑えて、
鳥たちが警戒しない距離で
観察しましょうね!

(ぱちくり&むぅちゃん)