2014年12月10日水曜日

芸術の冬

 
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「よこ棒が5本?」
「てんてんてん…?」
いえいえ、そんな読み方ではありません。
そうです、
この読み方は「マイナス」。
 
なぜ5本かというと
これはすべて、47567の数字の前につく記号だから。
 
-4-7-5-6-7
そうです、これは気温のことです。
12月に入り山ふるの朝の気温は
この5日間すべて氷点下。
 
気づけば山々の葉っぱはすべて落ちて
いよいよ氷と雪の季節を迎えました。
 
 
そんな冬の気温にのって現れた芸術がこれ。
「外気温が氷点下になるとできる」
「地面の中のお水が凍って成長する、あれ」
いえいえ、それだけではありません。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「外気温が氷点下になるとできる」
「茎の中のお水が凍って成長する、あれ」
そうです、
この二つは「霜柱(シモバシラ)」。
 
    はおなじみの地面にできる柱状に凍結した現象
    はこのような氷花(ヒョウカ)をつけることに由来した植物の名前
 のことをさすそうです。
 
片方は地面にできる霜柱という現象。
片方は氷花をつける霜柱という植物。
どちらも森の中の日陰で見ることができるので、
この時期の山歩きは、つい言葉あそびにも花が咲いでしまいます。
「子どもは霜柱(地面)を踏んで遊んで、
   大人はカメラを片手に霜柱(植物)を愛でる」
そんなお散歩の仕方も、この時期だからこその醍醐味。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

また、見通しのよくなった森では、
冬鳥ウォッチングに動物観察
植物たちの冬越しロゼット探しもお楽しみです♪
 
こたつが恋しい季節ではありますが
「冬だから見られる芸術」をぜひ見に来ませんか?
スタッフ一同、冬ならではのおすすめをご用意して
みなさまのお越しをお待ちしております。
 
さてさて、季節は大雪。
次のオススメは『氷』かな。
 
 
(あっちゃん)