2009年6月11日木曜日

産みの苦しみ

最近、私が注目して観察しているオニグルミ、の葉の裏。
ここにはたくさんの虫たちが集まっています。

今日も裏側を覗きこんでみると…
お母さん虫たちの頑張りに立ち会うことができました!

カメノコテントウの産卵

このテントウムシは体長約1cmほどある
大きなテントウムシです!
赤い小さな卵をゆっくりひとつひとつ産んでいました。



こちらは親子。
何かお話してるのかな


黒いほうはカメノコテントウの子どもです。
姿形が全くお母さんとは違う!


他にも、
おなかの大きなクルミハムシ(おなかにある白いのが卵)

身重の体でどこに行くでしょうのか…。
ちなみに、カメノコテントウはこのクルミハムシを食べます。
クルミハムシのお母さんが
無事に出産できることを願うばかりです。

お母さん虫の中には、卵を産み終わると命尽きるものもいます。
次世代を”産む”という行為は命がけなのですね。

さて、私はというと、こんな風に毎日森を歩いてはいろんな発見をし、
解説のネタ作りを考える日々。
今日見つけたものをどう解説していこうかなぁ…。
うーん…。

産み出すのは卵も案も苦労ものです。

(むぅ)