2007年9月8日土曜日

台風一過の奥多摩



快晴の青空の中、午前中には気温29度を超えました。

青梅街道の通行止めは解除され、今回の台風で片側通行
になる場所もありませんでした。
最も被害の大きかった箇所は惣岳トンネル付近で、
トンネルにも土砂が流れ込んだということでしたが、
きれいに片付けられていました。

麦山と留浦、二つの浮き橋も通行可能となり、留浦の浮橋の
上ではパラソルを広げて釣りをしている方も見られました。

現在の奥多摩湖は、今まで見たことのないような、
カフェオレ色になっています。

奥多摩周遊道路は通行止め中ですが、奥多摩方面から
山のふるさと村までの道は問題なく通行できました。
管轄している西多摩建設事務所によると、
「明日の朝から通行可能となる予定」とのことです。

昨日のブログで紹介したように、園内では、くき沢橋工事に
伴い設置された迂回路が流木と岩によって破壊されていました。
2~3日経って水量が減り、水流が弱まってから修復作業に入る
予定です。お車でお越しの際は、駐車場Dに停めていただき、
太子橋を渡って左側の舗装道を下ってきてください。

奥多摩湖畔の様子は、土砂によって大きく変わっていました。
サイグチ沢(写真)の形が変わり、湖畔の小道に入る木の橋が
破壊され、流されていました。
そのため、麦山の浮橋(ドラム缶橋)から園内までは、直接
徒歩による来園ができない状態にあります。
ビジターセンター周辺を歩いた限りでは、目立った倒木などは
見られませんでしたが、奥多摩湖いこいの路からお越しの際も
お気をつけ下さい。

奥多摩町の降雨量は、観測史上最高とのこと。
今回の台風の爪痕の様子は、ホームページ
「山ふる写真館」からご覧下さい。9月中のみ掲載します。