2007年9月27日木曜日

黄金色の草原が見ごろです

園内で草原になっているところは二ヵ所あります。
一ヶ所はご存知、湖畔広場。今はユウガギクのお花畑の
ようになっています。

そしてもう一ヶ所は、クラフトセンター横の階段を上がった
ところにある森の工作舎のさらに後にある広場です。
その広場はビジターセンターやクラフトセンターからは直接
見ることができないため、来園するみなさんが足を踏み入れる
ことはあまりありません。

しかし今、そこには黄金色の草原が広がっています。



そこに広がる植物の名前は、キンエノコロというイネ科の植物。
一般的には「ねこじゃらし」と呼ばれる草で、
50cmを超える茎の先には、文字どおり金色の穂がつきます。

太陽の光を浴びてキラキラと輝くキンエノコロの草原は、
来週いっぱいが見ごろです。

*園内にある「ねこじゃらし」は、キンエノコロのほか、
 エノコログサ、アキノエノコログサ、カタバエノコロ、
 コツブキンエノコロが確認されています。   シゅう

2007年9月20日木曜日

秋のお花見 いかがですか?


涼しい風が吹き抜ける湖畔広場では
今、真っ白なユウガギクが広場一面に
花を揺らしています。

ユウガギクの絨毯の合間からは、
ネコジャラシ(エノコログサ)の穂や
桃色の小花をつけたミゾソバなどが
顔を出しはじめ、足元に広がる小さな花の
お花見が楽しい季節です。


中秋の名月まであと僅か。
昼間はのんびりお花見さんぽ、
秋の夜長はお月見ハイク・・・と
奥多摩の初秋をたっぷり満喫するには
泊りでのお出掛けがおすすめです。
(まゆみぃ)

2007年9月19日水曜日

通行止め解除のお知らせ


 台風9号により流されてしまい、通行できなくなっていた「くき沢橋歩行者用迂回路」が
昨日復旧し、本日から通行可能となりました。通行止め期間に来園していただいた方々には
大変ご迷惑をお掛け致しました。尚、迂回路の橋は滑りやすくなっておりますので、
お越しの際はお気をつけてご通行下さい。

 また、「奥多摩湖いこいの路」も昨日まで通行できない状況にありましたが、
本日より通行が可能となりました。東京都水道局小河内貯水池管理時事務所の調査では、
危険な箇所はなく安全に歩くことができるようです。秋の散策にぜひご利用下さい。

2007年9月11日火曜日

浮橋からの通行が可能になりました!

麦山の浮橋からの自然遊歩道「湖畔の小道」にある木橋が
台風9号時の増水で破壊され、山のふるさと村まで
徒歩で来所することが出来ませんでしたが、
本日新しい橋がかかり通行可能となりました。
ただこれまでのように、サイグチ沢にかかる木橋を渡って
湖畔広場に出ることはできず、ビジターセンター方向への
通行のみとなります。
徒歩で来所予定の方は、お気をつけていらして下さい。

2007年9月8日土曜日

台風一過の奥多摩



快晴の青空の中、午前中には気温29度を超えました。

青梅街道の通行止めは解除され、今回の台風で片側通行
になる場所もありませんでした。
最も被害の大きかった箇所は惣岳トンネル付近で、
トンネルにも土砂が流れ込んだということでしたが、
きれいに片付けられていました。

麦山と留浦、二つの浮き橋も通行可能となり、留浦の浮橋の
上ではパラソルを広げて釣りをしている方も見られました。

現在の奥多摩湖は、今まで見たことのないような、
カフェオレ色になっています。

奥多摩周遊道路は通行止め中ですが、奥多摩方面から
山のふるさと村までの道は問題なく通行できました。
管轄している西多摩建設事務所によると、
「明日の朝から通行可能となる予定」とのことです。

昨日のブログで紹介したように、園内では、くき沢橋工事に
伴い設置された迂回路が流木と岩によって破壊されていました。
2~3日経って水量が減り、水流が弱まってから修復作業に入る
予定です。お車でお越しの際は、駐車場Dに停めていただき、
太子橋を渡って左側の舗装道を下ってきてください。

奥多摩湖畔の様子は、土砂によって大きく変わっていました。
サイグチ沢(写真)の形が変わり、湖畔の小道に入る木の橋が
破壊され、流されていました。
そのため、麦山の浮橋(ドラム缶橋)から園内までは、直接
徒歩による来園ができない状態にあります。
ビジターセンター周辺を歩いた限りでは、目立った倒木などは
見られませんでしたが、奥多摩湖いこいの路からお越しの際も
お気をつけ下さい。

奥多摩町の降雨量は、観測史上最高とのこと。
今回の台風の爪痕の様子は、ホームページ
「山ふる写真館」からご覧下さい。9月中のみ掲載します。

2007年9月7日金曜日

台風の影響による閉園のお知らせ

台風の影響を受け、山のふるさと村も今日、明日の閉園が決定しました。
ビジターセンタースタッフは、本日園内におりませんので、現在の
道路状況を東京都建設局西多摩建設事務所と奥多摩交番、
園内の奥多摩町の職員に確認しました。

奥多摩交番に入っている情報では、
日原林道、小川谷林道、日原街道、青梅街道の大丹波~留浦、
深山橋~山梨県との県境、奥多摩周遊道路の全線が通行止めになっているそうです。

西多摩建設事務所の情報では、土砂の取り除き作業を行っているところ
だということですが、復旧し通行可能となるのがいつ頃になるかに
ついては、安全点検もありますので今のところ未定だそうです。
また、奥多摩周遊道路に関しては、土砂と倒木などもあるとのことでした。

青梅街道(国道411号線)は、住民の生活道路ですので
比較的、復旧が早いものと考えられます。通行可能になりましたら
このページでもご連絡いたします。
現在は、境橋の手前(西東京バス境橋バス停近く・境駐在所近く)で
一般車の通行止めをしています。

園内の状況ですが、くき沢橋工事に伴い設置されていた歩行者用迂回路は、
台風による増水に押し流され現在は渡れなくなってしまっています。
こちらの迂回路についても通行可能になりしだいホームページでご紹介いたします。

また、スタッフが園内に入れない場合は、電話が通じません。
来園や奥多摩へお越しのご予定のあったみなさまにはご迷惑をおかけしますが、
何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。

(ビジターセンタースタッフ一同)

今回の台風に伴う、奥多摩町に関するニュース↓
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東京都奥多摩町の青梅街道では午後9時ごろ、「板小屋トンネル」と「惣岳トンネル」
間で道路脇の土砂が崩れ、両トンネル内に流れ込んだ。全面通行止めになった。[台風
9号]関東接近で交通に乱れ (2007年09月07日00時55分 エキサイトニュース)

台風に伴う大雨で、4日の降り始めから7日午前9時までに、東京都奥多摩町小河内で
694ミリを記録した。関東から東北では、今後も1時間に50~70ミリの非常に激
しい雨の恐れがあり、気象庁では土砂災害や河川のはんらんなどに警戒を呼びかけてい
る。(2007年9月7日15時34分 読売新聞)

東京都の奥多摩町できょう午前1時までの24時間雨量が521ミリと、観測史上もっとも
激しい雨となっています。(2007年9月7日TX Biz News TV-Tokyo)


奥多摩湖ライブカメラ

2007年9月6日木曜日

台風接近!奥多摩地方も大荒れ!


9月6日、台風9号の接近により、朝から横殴りの大雨。

青梅街道(奥多摩駅手前の氷川大橋から山梨方面)と
奥多摩周遊道路、麦山の浮橋が通行止めとなりました。
それに合わせて、山のふるさと村も1日閉園です。

台風の影響は今日の夕方から明日の朝までが一番強いようですが、
道路の通行止め解除や開館についてはめどが立っていません。
明日奥多摩方面や山のふるさと村への来訪を予定している方は、
このホームページにて情報をお知らせいたしますので、
ご確認の上お越し下さい。
(早朝から通行止めや閉園が決まっている場合は、園内にスタッフが
入れないことがあり、電話に出られない場合があります。)



9:30に、山ふる内で一番大雨を体感できる場所に行ってきました。
奥多摩湖に注ぎ込むサイグチ沢下流です。
夏にみなさんが沢遊びや魚のつかみどりをしたのどのかな沢は、
水かさや川幅が増し、まるで違う沢のようです。

そんな激しい状況にも関わらず、数匹のキチョウが蜜を求めて
飛び回っているのを見かけました。いつもより飛ぶのが大変そうです。
時折葉の裏に逃げ込んで少し休みますが、またすぐに飛び立ちます。
人間よりも儚い命のチョウですが、「生きる」強さを感じ、
胸がいっぱいになりました。

台風の後にも、台風中に起こった様々なドラマを知ることができると思いますよ。
台風の影響が落ち着いたら、一気に景色の変わった湖畔を見に来てはいかがですか?

(ゆうき)